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Firefox で読む資料の作り方

問題意識

ブラウザ上のコードブロックは、見た目では1行でも、コピー時に折り返しや改行が混ざって事故ることがある。

特に危険なのは、PowerShell の cd とパスが分離するケース。

cd
<repo>

PowerShell は2行目を「パス」ではなく「実行するコマンド」と解釈するため、エラーになる。

資料を書くときの原則

1. 実行用ブロックと説明用ブロックを分ける

良い形。

PowerShell 7 / paste this:
cd "<repo>"; .\.venv\Scripts\mkdocs.exe serve

(<repo> はローカルクローン先。例: D:\work\codex-agent-loop-notes)

その下で説明する。

これはプロジェクトへ移動して、venv内のMkDocsを起動します。

2. コメントを混ぜすぎない

貼る用のコードブロックには、説明コメントを入れない。

悪い例:

# プロジェクトへ移動
cd "<repo>"
# サーバー起動
.\.venv\Scripts\mkdocs.exe serve

読むには親切でも、貼るときの単位が曖昧になる。

3. 長いパスは変数にする

$p = "<repo>"; cd $p; .\.venv\Scripts\mkdocs.exe serve

4. 1ブロック = 1コピー単位

複数候補を1つのコードブロックに混ぜない。

悪い例:

# A案
cd "D:\project-a"; npm run dev

# B案
cd "D:\project-b"; pnpm dev

良い例は、A案とB案を別ブロックにする。

MkDocs Material での書き方

見出し、表、admonition を使う。

!!! warning "PowerShell向け"
    `activate` ではなく `Activate.ps1` を使う。

論文を Firefox で読む(ローカル翻訳)

このリポジトリの「関連論文」セクションは Firefox のローカル翻訳で読むことを前提 にしている。全文翻訳HTMLは作らない。

手順

  1. ar5iv の HTML を開く。例: https://ar5iv.labs.arxiv.org/html/2210.03629
  2. Firefox のアドレスバーの翻訳アイコンを押して「英語 → 日本語」を選ぶ
  3. 初回はモデルダウンロードが走る(CPUのみ、クラウド送信なし)
  4. ザッと読む。分かるところはそれで終わり。何もメモらない
  5. 詰まった箇所だけを AI に質問 → 該当論文の "引っかかりメモ" に追記

Firefox ローカル翻訳が使えないとき

  • ar5iv 以外(PDFなど)は翻訳ボタンが出ない → ar5iv URL に訂正して試す
  • モデルダウンロードが一度もされてないと 1回目は遅い(以後は高速)
  • どうしてもダメなら DeepL などにコピペ

AI に質問するときのテンプレート

このリポジトリは public なので、AI には URL ごと渡せる。

このページを前提に話したい:
https://codex-agent-loop-notes.pages.dev/papers/react/

質問: 論文の §3.2 で言う "thought" は, 
今の Codex の reasoning trace と同じ者?

最終チェックリスト

資料を出す前に確認する。

  • PowerShell 7 向けの貼るコマンドが先にある
  • cd とパスが同じ行にある
  • bash用 activate を PowerShell 用として書いていない
  • 長すぎるコマンドは $p 変数に逃がしている
  • 説明文と実行コマンドが混ざっていない